電話相談などでよくある事例について、解説しています。
積立NISAは来年新制度ができ、現行の制度と併用できることから、現行の積立NISAを申し込んでおく方が増えていると思います。現行の制度は今年中に利用しておかないといけないため、駆け込みで申し込まれる方は特に手続きが順調に進んでいるか不安になると思います。そんな状況での相談でした。
【事例】
つみたてNISAの申し込みをしたんですが、口座はできていますか?
【回答】
つみたてNISAの口座ができたどうかの確認は、お申し込みの証券会社等に確認をお願いいたします。
つみたてNISAの始め方は次のとおりです。
- つみたてNISAの取り扱いがある金融機関で口座開設する
- 本人確認書類・マイナンバー確認書類を提出する
- 金融機関・税務署の審査を受ける
- 口座開設通知を受け取る
- 投資資金を用意する
- 積立する投資信託を選ぶ
- 積立金額・頻度を設定する
- 設定内容を確認して注文する
現段階のどこまで手順が進んでいるか分からず、電話口での対応でしたのでこれを説明するのは分かりづらいと考え、次のように付け加えました。
つみたてNISAの場合、通常の証券会社等で口座を作るより、さまざまな手順を踏むため、時間がかかります。証券会社や申し込み日などによって異なりますが、1~3か月はかかる可能性があります。
現行のつみたてNISAを行う予定の場合には、今年中に手続きを完了する必要があることに留意してください。
なお、この投稿は、投稿日現在の情報です。投稿者の私見が含まれており、情報の誤りがある可能性もあります。また、個々の状況により、適切妥当な判断が異なる場合もあります。したがって、本投稿に基づき、発生した損害等は一切応じられません。顧問税理士がおられる場合には、相談していただくことをお勧めいたします。
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